[]メイドイン切腹 25〜26

つづきです。落選を1回にとどめた後、連続入選できた2本。

「ハンマーなげ!!」
(コンテスト第25回『スポーツ』入選)











・着想
 1.スポーツ…試合をgameっていうように、競技そのものの内容になりそう。
   そこに逆らって、スポーツの変な面を切り取ったりすると、
   面白いかもしれんけど落とされそう。
    →素直に競技をゲームにする。でもマイナーなスポーツにする。
 2.ハンマー投げとかどうか。でもメイドインワリオの過去作に、
   タイミング図って枠内に投げるのはあった。
    →強さ、方向、仰角のタイミング図るのはどうか。
     →3回タッチは時間厳しいし、3つ同時はタイミング厳しい。
      →そういえば砲丸投げハンマー投げをごっちゃにして
       覚えてて、話がどうも合わない人がいたな…。
       →ハンマー、砲丸、その他とかから正解選ぶのにする。
        …あれ、素直に競技をゲームにしてない…。

・ルール
 それぞれ2種ランダム画像の3択かつ場所ランダムで、ハンマーを選べばクリア。
 ハンマー以外を選べばミス
 時間内に何も選ばないとミス。

・AI
 普通すぎるAIなので書くこと無いです。

・音楽
 何か開会式とか古いスポーツ番組のオープニングみたいなイメージで作ろうとしたものの、何か違う。

・その他作成メモ
 最初持って投げて叫んでってタッチで手順踏んでからクリアにしようかと思ったけど、分かりにくいと思ったので止め。
 なので投げて叫ぶのオートにしようかとも思ったけど、何となくタッチ起動にした。何となくその方が楽しいんじゃないかと…そのあたり他人の感想は特に無かったけど。
 あと、間違いは陸上競技の選択肢と、それ以外のは確率低めに出すようにした。脚がアホくさくてお気に入り。
 絵はデフォルメ気味ながらも動きはリアルになるよう心がけたつもりで、自分としては結果にそこそこ満足してるんだけど。どーだったんだろ。

・自己事後レビュー
 ゲーム性としては、特に新しくもなく…見た目の味付けだけでごまかしてるかのような。失敗演出の方が手間かかってるようなこういうのの間違った感じ、自分で嫌いじゃないけど。明らかに間違いの選択肢を、敢えて見ようと押したりとかいう気分になった人がおられたら嬉しいんですけどね。作った方としては。
 入選は、どうだろ。運がよかったんかな、とも思うような、思わないような。


「ぜんじどうきがえ」
(コンテスト第26回『みらい』入選)











・着想
 1.未来…何か間違った未来像みたいなのが無いか。
   →昔コントとかであった、何でも全自動で結果酷い目に遭うような
    そういう間違った未来あったな、と思いだした。
    →食べ物無理に押し込まれるとか歯磨きで顔磨かれるとか、
     落とされそうな要素のはパスして着替えにする。 

・ルール
 おじさんは矢印タッチで左右に動かせる。
 カーソルを上、下の順であわせれば着替えが完了してクリア。
 時間内に着替えが完了しなければミス。

・AI
 重ならないランダム配置で、上のカーソルをおじさんカーソルの左右3ドット内、つまり左か右1ドットに配置。
 上のカーソルごっつんこで下のカーソルを初期の左右3ドット内に配置。
 おじさんの移動は、1ドットのスイッチON/OFFの、例の。これ、スピード早くして移動幅とか上手く設定できるものかどうか迷って、そのままにしたんだけど…。

・音楽
 未来っぽい、かつコントっぽい感じ…にはなってない気がする。

・その他作成メモ
 スーツは2種。レアパターンなスーツは、メトロイドネタはOKかどうか探る気分で入れてみた。
 着替えさせるキャラは、特に思い浮かばなかったのでおじさんにした。小さいから大きくしたけど、ドットはそのまま倍角にした。
 成功演出は早くクリアすれば見れる感じにしようとは思ってたけど、思ってたより見る機会少ない感じだったのが無念。
 自分でプレイしてて、1ドット移動にしたせいか、カーソルが右か左かわかりにくいと思った。なので最初はカーソル配置を5ドット幅にしてたけど、難易度下げるため3ドット幅に変えた。なので右か左に1、反対に2、また反対に2タッチすればどのパターンでもクリアできます。つまんないかもだけど。

・自己事後レビュー
 左右移動のわかりにくい感じとかは、気になってた通りの低評価な感じで、ちょっと凹んだ。仕方ないけど。
 でも入選はしてたので、よかった。運が。あと、メトロイドネタがOKともわかった。ナインボルトのにあるから、それはそうか、とも思ったけど。
 で、ゲーム内容として色々反省した結果を、後で「キンタマリオ」のルールとかAI作るとき活かした。同じ場所合わせのゲームとして。なので、色々明確な反省点が多いながらも、別のところで消化しちゃったので作り直したい気分がありつつも作る気がどうも薄いというか。やるなら、また別のやり方を考えてみないといかん気がしてます。


 だいぶ追いついてきた。誰か読んでるのか不安になりつつ、続く。



――以下、旧ブログでのコメント――

ゆーじ's comment
2011年05月27日 20:28
『よんでますよ はぐぅさん』

すみません、最近、コメント書き込めてないけど、一応、読んでます。
制作におけるプロセスとか発想とかを読むのは凄く面白いです。(←ゲーム雑誌とかに載っている制作秘話とかも攻略記事よりも好きですよ。)

『ぜんじどうきがえ』は、お気に入りのゲームの1つです。 
左右移動も、そんなにわかり辛くなかったと思うのですが・・・
ミニゲームのルールを瞬時に理解させるのは、難しいですね。
個人的には、説明文にも「微調整だけでいい。 これが未来の着替えだ。」って書いてあったので、逆にあれはあれで面白くてイイのではと思いました。
成功した時のパンツのおじさんのポーズが、妙にカッコ良くて、キャラとのギャップが凄くイイ!!
なにかどこか笑いの要素があって、そんな所が好きですね。

『きれいなおわり』もコンテスト最後にふさわしい感じで、きれいにまとめて作ってあって、流石だと思いました。
ドット絵や落ちも凄くイイです。(←わざと間違えたくなる演出が好き!!)

はぐぅ's comment
2011年05月28日 15:07
>ゆーじさん
読んでいただいててどもです。助かります。

「ぜんじどうきがえ」は、右か左かに動かすのはカーソルも出るのでわかるんでしょうけど、1ドットずれは瞬時に左右を判断しにくくて、押してみてわかる的な展開になっちゃうと遊んでる感じがどうも、気持ちよくないかなぁ、と。
パパッと終えたときの演出も気にいっていただけたようですが、ちゃんと狙って上手くいった感が上乗せされるともっとよかったんだろうなあ、とか思ってます。

「きれいなおわり」、わざと間違えていただいてありがとうございます。最上段左とかいいつか取りたいなーと思ってましたが、今回のは逆に最下段右とかでも嬉しいかなー、とか思ってます。どっちにしてもそんなの困難ですけど。最後は入っていてさえくれれば…。