[]メイドイン切腹 17〜18

 続きです。連勝中の2本。


「おはなばたけ」
(コンテスト第17回『春』入選)











・着想
 1.春…頭の中が春…
   →バカップルがお花畑でキャッキャウフフ
    →お花畑でおいかけっこして、つかまえるゲームにする。
 2.連打で追うのは既存の入選作にあったっぽい。別のに。
   →逆に連打しすぎたら成功しにくくなるのはどうか。
    →連打しなくてもいい。連打すると加速するが、しすぎると…
      という仕掛けにする。

・ルール
 開始時姫が逃げ、スクロール開始。
 画面タッチで王子が追いかけはじめる。
 一定回数のタッチで王子は加速する。
 追いついた(ぶったいが重なった)状態でもう一度タッチすると捕まえ、クリア。
 時間内に捕まえられなかったらミス。
 隠し要素として、スタートから一定時間以内に加速すると姫が爆走する。

・AI
 カウンターのドットと、姫・王子・背景の動きをとにかく連動させた。
 王子の走り始めぶったいと全力疾走ぶったいは入れ替えだけど、走り始めのぶったいが後からフレームインして来て王子が二人になったりしてた。回避方法は、カウンターのぶったいにごっつんこひっかけて画面外でストップさせる、という何か不格好なもの。でも見えなきゃいいだろ。

・音楽
 三拍子で中途半端に終わる、というのが似合いそうだったのでそうした。
 それと、何となくほのぼのした曲調に。

・その他作成メモ
 基本的な部分としてはそんなにゲームとして魅力がない感じで、爆走に気付かれるかどうかはちょっと不確定…なので、絵の方は頑張っとかないとまずいかな、と思って普段より力入れた。
 花はコピーコピーで増やして、そこまで打つのが大変というわけでもなかった。規則的に見えないようには注意した。でもコピーも最後あたりうんざりしてきたので、気分転換にファイアフラワーパックンフラワーを忍ばせた。
 姫と王子のアニメーションは、ちょっと大変だった。あんまり良いモーションのお手本も探せなかったし。でも苦労した分はマシな感じになったんじゃないかと思ってます。自分では。

・自己事後レビュー
 爆走に自分で気付いた人がどうかで、受ける評価が結構違う感じだった。絵は多重スクロールもきいてて、手ごたえもまずまず。
 コンテストとかはそのあたり不安で、入賞したらだいぶ嬉しいだろうな、と思ってたら入賞してて、やっぱりだいぶ嬉しかった。上方にあったし。
 自分としては、「慣れてきて開幕連打とかしたら爆走が発動する」ぐらいの調整にしてたつもりだったけど、連打能力は人によってバラバラで、中には連打すると発動するって教えてもなかなか発動しない人とかも。うーん。
 あと、王子と姫の足下を削る処理忘れてたとこがあって、アニメは力入れてたんで悔いも残って、後で連打回数も変えた修正版を出したりもしましたが、修正前のが連打バランスはよかったという意見も。うーん。
 カットインの顔ももう少し何とかならんかなー、とも思うんで、また修正するかもです。いや、最初に出したのでも出来として気に入ってはいるのですが。修正版作成ムズいです。



「エレベーターG」
(コンテスト第18回『はたらく人びと』入選)











・着想
 1.仕事…思いつかない。
   →ゲーム内容から考えよう。出題パターンが多い選択モノ作りたい。
 2.選択肢を選ぶ職業…何にしよう
   →関係なくポケモンをプレイ中、デパートのエレベーターで階を言うのめんどいと思った。
     そういえばエレベーターガールではどうか。それにする。
    →フキダシで商品指示、階のボタンタッチ、にする。

・ルール
 フキダシで、絵でお客様が欲しい品物が提示される。
 品物が買える階のボタンをタッチすればクリア。
 違う階のボタンをタッチすればミス。
 一番上の非常ボタン、または自爆ボタンを押すとミス。
 あと、終了までに何も押さないとミス。

・AI
 5階の出題は、ぶったい1枚目の絵の一番上を幅1ドットにしておき、それを横一列に並べ、1ドットのぶったいランダム配置とのごっつんこで決定。次にパネルのぶったい2枚のON/OFFで絵を4種に切り替え。さっき出題に使った1ドットのぶったいは、アニメ替えて非常ボタンにしてパネルに移動。
 階の並びのパターンはフキダシとかおのぶったいのON/OFFにより指定して3種。階の並びをボタン同士の場所入れ替えでランダムにしなかったのは、パネルにうまく付いて行ってくれなかったから。
 自分にしてはけっこう詰め込んでる感じです。

・音楽
 前半はピポパポでボタン押す感じと、後半はエレベーターが上昇する感じのイメージ。自分のイメージには合ってたので、気に入ってる方。

・その他作成メモ
 出題でふざけると、選びにくい=理不尽ゲー、となるのが不安だったので、基本的にパッと見てわかる、迷わなさそうな絵にするよう心がけた。あと「家具」と「家電」で迷いそうなの排除したり、「玩具」は他の品物と勘違いしそうなのが多くて没にしたり、出題パターンは結構気を使った。
 お客さんは、特にイメージがわかず絵が描けなかったので、マリオ、ルイージ、ピーチをイメージソースにして適当にでっちあげた。

・自己事後レビュー
 出題パターンの多さはおおむね好評だったっぽい。よかった。
 コンテストは入選。服にゼルダネタ仕込んだけど通った。OKなのか。よかった。
 お客や失敗時のリアクションが足らんという意見もあったけど、容量的に厳しかったので…パターン数優先でした。


 つづく。だいぶ進んだ気がする。