[]メイドイン切腹 15〜16

 続き。この前後内容的には比較的充実してる時期なんじゃないかな、と。当落関係なく。


「おじさんおどり」(コンテスト第15回『にんげんスタンプ』落選)











・着想
 1.にんげんスタンプ…眺めていても思いつかん。
    →何か作りたいものににんげんスタンプ使う方向で。
     →リズムゲーム以前失敗した。リズムゲームにする。
      リズムをとる、なら踊る。なら使えるのはおじさん。
 2.前回リズムゲームで失敗した反省から、難易度を下げる。
    →タッチの回数は1回に減らす。
    →受付時間を緩くする。
    →1回目ぐらいなら指示を目で見てから押しても成功するぐらいに配慮。

・ルール
 自分のおじさんの順番が来たらタッチする。順番はランダム。
 受付時間以内にタッチすればクリア。
 受付時間意外でタッチすればミス。
 全くタッチをしなくてもミス。

・AI
 おじさんの「場所入れ替え」と「方向指定での動き出し」を時間1-1に設定すると何かうまく動作しない場合があった。なので「ぶったいに近づく移動での動きだし」に替えて動作ミスを回避した。このあたり理由はよくわからないけど、こちらの記事みたいな感じの何かがある模様。公式サイトで質問したけど、こっちは回答貰えなかったんだよなー。
 あと、受付時間指定は、2つのぶったいのおじさん裏への瞬間移動で開始/終了。これなら位置さえ入れ替えてればタッチ受付時間も入れ替わるので。
 他は特に変わったことはしてないはず…。

・音楽
 押してて楽しいようなノリのいい感じになればと思って構成。

・その他作成メモ
 見た目に飽きないように踊りの種類を3種作った。普通っぽく統一した2つはよく出るパターン、ちょっと変わったバラバラな1つは少しレア。レアパターンは「ジョジョっぽいポーズ」をイメージしてポージングしてます。
 最初は回転と頭の上で手を叩くのが出やすい2パターンだったんですが、あ、これリズム天国のパチパチ3人衆だ、と思ったんで回避しました。
 それとミス時の演出…うまくリズムに乗せた感じにできんか、と思ったのでドリフ的打楽器(?)を頭に。よくわからんといえばよくわからん演出に…。

・自己事後レビュー
 遊んでてノリが良いリズムゲームを、って目標で作りましたが、フレンドさん方の反応としては結構うまくいってたっぽい手ごたえでした。
 でも、コンテストは落選…落選自体はいい気分しませんが、「何で落選か」みたいな反応がフレンドから得られたのは、落選作としては理想的な結果が出てるんじゃないかなー、とか。
 難易度はどうも下げすぎたような感じだったんで、ちょい上げたものがツクリエイターに待機中…でも、もうちょっと変更点ないと出荷しにくいな、という感じで保留中。何か思いついたら出したいです。



「やみよのカラス」
(コンテスト第16回『モノクロ』入選)











・着想
 1.モノクロ…白、黒、灰色に制限して…何も思いつかん。
    →いっそ灰色も使わない白黒2色というのはどうか。
     →いっそ黒1色というのはどうか。無理か。
       黒一色と言えば田尻智氏の「闇夜のカラス」。
       ゲームコンテストに「真っ黒い画面を飛ぶ真っ黒いカラスを撃つ」
       って無理ゲーなシューティングで応募したら当然落ちた、みたいな
       エピソードを聞いたことがある。有名?
       →その「闇夜のカラス」をゲームとして成立させてみるのはどうか。
 2.真っ黒い画面中でカラスをタッチするゲームにする。
    →そのままじゃ無理ゲーなので「目だけ見える」「輪郭はうっすら見える」
      等の処置をとる…輪郭は何かつまらん気が。目だけにする。
      →目だけじゃ当然きついので、ある条件では全体を見せる。
        スポットライトで追うのとかはつまらん、というか既にあるっぽい。
        「見える」のと「ミス寸前」を絡ませられれば良さそう。
        →カラスは光りものを集める習性があるとか。
          光りものを拾われればミス。でも近い時照らされて見える。
          というのはどうか。よさそう。それで。

・ルール
 2匹のカラスが左右から中央のひかりものに近付く。
 ひかりものを拾われればミス。
 拾われる前にカラスを2つともタッチすればクリア。
 未タッチでも配置の関係とかで終了時間に拾われてなければクリア。

・AI
 動きを指定するぶったいのスイッチON/OFFでカラス移動。
 スイッチON/OFFは移動とごっつんこで、ある程度時間をランダムに。
 タッチしてもカラスが飛んでいかない場合があるっぽいですが、AIの並び順がまずかったようです。

・音楽
 サスペンス風…になったんだかならなかったんだか。

・その他作成メモ
 カラスの絵柄はコミカルにするかリアルにするか迷って、目を1ドットにしたいという理由でリアル系に。資料集めたり色々面倒くさい思いをすることに。そのわりに、ほとんど見られることがないとか。いいんだけど。
 カラスが首を傾げるのは、手前で少しタッチ用の時間をとるために入れたんだけど、何か妙にリアルっぽい感じが出て上手くはまったのかも。

・自己事後レビュー
 ゲームのルールとしては、まとまりがいいんじゃないかと思ったけど、こういうアクション性のあるのって難易度とか設定が難しくて、何か納得いかなかった。
 で、入選したのは嬉しかったんだけど、ぶったいの前後を設定しそこなってたのがあって、入選作のは光の上に変なドットがうごめくことがある状態に。
 あと、タッチした音が出てるのに飛んでかない場合がある、問題もあり。
 そんな色々の後悔があったんで、修正版を後に作りました。カラス初期位置や、ステップのランダム性を強めて、結果時間切れセーフが増えたりもしましたが、マシにはなってるはず。機会があったら別途書くかもです。


 以上。つづきます。