[]メイドイン切腹 7〜8

 コンテストに落ちたり入ったりの頃。続きです。


「ふつうのアッフン」
(コンテスト第7回『ふつう』落選)











・着想
 1.ゲームの長さが「ふつう」というお題としてあってないようなものなので、とっかかりが無い。
   →「ふつう」をゲーム名に入れる縛りを自分勝手に作り、何か考える。
 2.「ふつう」のものとふつうでないものを並べ、ふつうのものを選ぶゲームに。
 3.選ぶのを何にするか思いつかんので、とりあえずアッフン。
 4.あと、いつもより「パターンが多いもの」にも挑戦してみたいと思った。

・ルール
 「ふつうのアッフン」1つをタッチすればクリア。
 「ふつうでないアッフン」×4をタッチすればミス。制限時間経過でもミス。
 また、レアパターンとして外見ではわからない「ふつうでないアッフン」が出る。
  →アッフンの上に名称を表示し判別可能にする。ひっかけのため少し後出し。

・AI
 ふつうでないアッフンはランダムで外見が変わる。
 配置は5箇所の範囲ランダムと、さらに入れ替えでランダム。
 レアパターンのぶったいは4つの通常の失敗用のと別にあって、低確率で入れ替え。
 特に工夫したAIはなかったと思う。位置ランダムのため切迫するAIを説明文側にいくらか逃がしてやりくりしたっけ?それぐらい。

・音楽
 シンキングタイム的なのを考えてはみたけど挫折。
 特に何も考えず適当にした。

・その他作成メモ
 アッフン変化、文字表示、って時間配分は最初もっと遅めだったけど難易度下げるために早めた。引っ掛け度はだいぶ減った。難易度としては適当なところに落ち着いたと、自分では思ってるような感じで…。
 「ふつうでないアッフン」は、輪郭変化と色変化をばらけさせ、回によってどちらかに偏ったりもするよう配慮してみた。偏った方がいいかどうかはわかんないけど、自分はその方が何となく楽しいと思ったので。
 あと、レアパターンの2種は同時に出ることもあり得るように分けた。

・自己事後レビュー
 嫌いじゃないけど、もうちょっとふざけようがあったんじゃないか、とも思ってる一本。
 ひっかけの出る頻度は、自分的には丁度いいとこにしたと思うけど、どうだろ。これのみプレイしたとき「忘れたころに出てやられる」程度。
 「犬の声アッフン」は、犬の声だったら「アッフン」じゃないだろ、という捻りだったんだけど、面白かったのかどうかは不明。
 あと、クリア後は他のアッフンも自由にタッチ可能。レアパターンを早々に見破りクリア後に弄ると優越感にひたれる。多分。
 コンテストの当落は…この回は力負けですかねぇ。あってないようなお題で、皆さん良いの投入されてました。仕方ないです。





「マグネットからだ」
(コンテスト第8回『からだ』入選)











・着想
 1.人体でネタを考えてると、どうも微妙にグロい画面になりそうなアイデアしか出ない。
  →なら、メカにしたれ。テーマから外れるのが不安だけど、時間が無い。
 2.メカの身体の各部分…手足…腕が飛び出す、脚が…って鋼鉄ジーグ的な。
  →本体(ボディ)から電磁波出して手足頭を吸いつけるゲームにしてみる。

・ルール
 タッチでボディから電磁波が出る。電磁波とぶつかったパーツは吸いつく。
 両手、両足、頭を全て吸いつければクリア。
 時間内にできなければミス。

・AI
 ごっつんこでパーツのスイッチオン、移動。成功したら演出の動き。
 電磁波のアニメ再生終了まで次を受け付けないことにして連打禁止。
 特に工夫したAIは入ってないはす。

・音楽
 いよいよ合体シーン!みたいな感じの。

・その他作成メモ
 各パーツのうろうろ範囲で、難易度がコロッと変わって、悩んだ。最初頭を最難関にしてたけど、自分でテストプレイしててイラっときたので激ヌルに。全体として「クリアは簡単で、一発クリアはムズい」ぐらいのところを考えてたけど、結果はそれより難易度高い感じ。自分基準。
 ロボットのデザインとかは、急だったのでマジンガー系配色、U字磁石と棒磁石を各所に配置したもので急造。顔は適当。

・自己事後レビュー
 本編とは関係ないけど、サムネイルの見栄えとかもうちょっと考えるべきだったんじゃないかと思う。どんなゲームなのか想像つかんわこれ。
 それと演出はもうちょっとどうにかならなかったのか、とも思う。成功時に動きの演出つけたかったんですけどね、もうちょっと。
 そんな感じで、コンテストは入選するとあんまり思ってなかったので意外だった。心理的に助かったけど。


 なかなか追いついていかないですが、つづく…。



――以下、旧ブログでのコメント――

オコゼ's comment
2010年11月03日 20:36
お題「ふつう」とか「じしんさく」は
一番の力の見せどころっ!
と思って力入った覚えが。

はぐぅさんとしては、とっかかりが無くて苦労されたんですね。
受け取り方は、人それぞれですなぁ。

ふつうのアッフン。
シンキングタイム的な音楽だったら、
もっと面白かったかもなぁ、って思っちゃいました。

マグネットからだは、私としては、難易度ちょうど良かったです。
難易度調整って、けっこう難しいんですよね…。

はぐぅ's comment
2010年11月03日 22:35
普段から色々作ってるような方は、手持ちのを強化改造したり、持ってたアイデアを前倒ししたり、ってことでいけるんでしょうけど…。
自分の場合、コンテスト用しか作ってないので、そういうのがいかんのだと思います。

難易度調整は、自分だけでやってると不安になりますね。だからといって信頼のおけるテストプレイヤーとかも居なくて、結局自分基準に。毎度不安を抱えつつ出してます。